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在宅医療専門医研修プログラム

在宅医療専門医研修
プログラム

Training Program
単に家で医療を提供することと、在宅医療を提供することは一見似ていますが同じことではありません。在宅医療は誰でもできると思われがちですが、病院の医療とは異なる価値観の世界であり、きちんと学ぶ必要があります。
祐ホームクリニックでは質の高い在宅医療の実践のために、総合診療・家庭医療を軸とした在宅医療研修プログラムを提供しています。
実績あるプログラム
当院の在宅医療専門医研修プログラムは、2015年から開始しており、小さいながら専門医を確実に輩出している実績あるプログラムです。
現在は2年間のプログラムとしております。1年間経験を積みながら在宅医療の視点を身につけ、2年目にポートフォリオ作成を行ってゆきます。
2022年時点でプログラム研修者4名が全員在宅医療専門医を取得、うち3名は優秀ポートフォリオ選出されています。
そのほか実践者コースでの受験により2名が専門医取得しています。
在宅医療専門医研修プログラム3つの特長+1
ポイント厚みのある指導体制
ポイント充実したポートフォリオ作成支援
ポイント多彩な臨床経験
+1 研修終了後の幅広い学びの機会


ポイント① 厚みのある指導体制
常勤医12名中4名が在宅医療専門医、2名が現在プログラム在籍中です。各拠点に拠点指導医(在宅医療専門医)が常駐しており、日々のフィードバックや振り返り、ちょっとした相談などに対応します。日々の相談も在宅医療専門医と相談できることで、質の高いフィードバックが得られます。
2023年度からは、家庭医療専門医・在宅医療専門医であり、在宅医療専門医育成のエキスパートである井口医師、鉄祐会全体の教育センター長の落合医師が統括指導医としてサポートを行います。
ポイント② 充実したポートフォリオ作成支援
在宅医療専門医の受験で最も大変なのがポートフォリオ作成です。月に1回のポートフォリオ勉強会を通して、事例の選定からポートフォリオ作成までしっかりサポートします。また、特に在宅医療の経験が浅い人は「何が問題かもわからない」「何がわからないかわからない」ことも多いため、習熟度に応じて指導医との振り返りの体制も整えています。
統括指導医の井口医師はプライマリケア連合学会のポートフォリオの解説本である『新・家庭医療専門医 ポートフォリオ実例集』の執筆者に名を連ね、在宅医療連合学会主催のポートフォリオ研修会で講師を務めた経験もあります。ポートフォリオについて熟知した指導者がいるのは当院のプログラムの大きな強みです。
ポイント③ 多彩な臨床経験
鉄祐会は都内に複数の拠点があり、各拠点で患者層などが大きく異なります。多くの専門医(精神科、皮膚科など)が在籍しており、コンサルトや相談などもしやすい体制となっております。
在宅医療での多彩な臨床経験を積み、多科にわたる臨床スキルの向上を目指す事が可能です。
+1 研修終了後の幅広い学びの機会
患者が在宅で生きることを支える在宅医療の学びの旅は、専門医取得で終わるものではなく、ずっと続いていくものであると鉄祐会では考えています。日々の診療のアップデートは当然ですが、ワークライフバランスを大事にしながら、それぞれの興味関心に応じて深めてゆくことが重要です。研修が修了し、無事専門医になった後も、様々な形で自分の興味に応じて学びを深められる場が用意されています。

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