在宅緩和ケアセンター
祐ホームクリニックでは、「在宅緩和ケア」に力をいれています。
在宅緩和ケアとは
病気によっておこる苦しさは、身体の苦しさ、心の苦しさ、生活での困りごと、ご家族の心配事、その他様々な悩みが関係します。
緩和ケアとは、そういった病気によっておこる苦しさを和らげる治療やケアのことです。
私たちは患者様やご家族が、住み慣れたご自宅で、より快適に、ご自分らしく過ごしたいという思いを支えるための、在宅緩和ケアを提供したいと考えています。痛み、吐き気、便秘、不眠、不安などの様々な症状に対し、お薬の調整だけでなく、環境の調整や生活の工夫を多職種で一緒に考えていきます。
治療などで大きな病院に通院中の方でも、体調の変化に対応しご自宅での生活が快適に過ごせるように、並行して診療を行うことができます。
また今後の過ごし方について、一緒に考えることができます。
当院では、「自宅で最期まで過ごしたい」というご希望を全力でサポートいたします。
在宅緩和ケアセンターとは
祐ホームクリニックには緩和ケアの専門チームがあり、2025年4月に在宅緩和ケアセンターを開設いたしました。メンバーは、医師4名(緩和医療専門医指導医、精神科専門医、循環器専門医、在宅医療専門医)、がん看護専門看護師1名、薬剤師2名、事務1名の計8名で構成されています。
在宅でもよりよい緩和ケアが提供できるよう、法人内の主治医や看護師からの相談にのり、協力して診療を行っています。
緩和ケア専門医は祐ホームクリニック豊島に所属し、祐ホームクリニック平和台、祐ホームクリニック千石では週に1回診療に同行したり、カンファレンスを行っています。
緩和ケアにおける地域連携
患者さんが安心して在宅緩和ケアを受けられるように、地域の病院、訪問看護ステーション、訪問介護事業所との連携を大切にしたいと考えています。地域の皆様とも積極的にカンファレンスを行っています。当院で関わる患者さんについて何かありましたら、いつでもご相談ください。
日本緩和医療学会認定研修施設
祐ホームクリニック豊島は日本緩和医療学会の認定研修施設です。

鉄祐クリニカルリサーチセンター
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「鉄祐クリニカルリサーチセンター」は鉄祐会での研究・教育推進部門として2020年4月に開設しました。
在宅医療の質の向上、現場から社会への情報の発信、保健医療政策への貢献を目指しています。在宅医療に関わるデータの分析や解釈を通してエビデンスの創出・蓄積にむけて研究を行っています。
その結果も学会や論文誌に多く発表しています。最近ではカルテからAIを用いてデータを抽出し、分析を容易にするデータベースの構築も進めています。
研究の際の倫理を確かにするためにもIRB(臨床試験審査委員会)も法人内に設置しています。研究のための研究ではなく、実臨床における在宅医療に関する技能・効果の評価を行う臨床研究を行うことで、医療現場で有用なエビデンスの創出に貢献していきます。
治験センター
最近の新薬は希少疾患や神経難病など重度な疾患を対象とすることが多く、治験患者さんは治験担当医師への通院が負荷となっています。この治験の分野においても「患者中心の医療」が実現されつつあります。それがDecentralized Clinical Trial(DCT/分散型臨床試験)です。
欧米ではかなり普及し、日本でも次第に広がりつつあるDCTでは、患者さんが通院するのではなく医療従事者が自宅に訪問して、治験薬剤の投与や採血、状態把握を行います。また、オンライン診療や症状管理アプリも活用されています。
鉄祐会の治験センターではすでに数多くのDCTに取り組み、看護師が日本の各地で投薬や検査を定期的に行っています。
このような活動を通じて、当法人は広い意味での医療の発展に貢献して参ります。